あの頃の自分に
あの頃の自分から
結婚してよかったか?
と聞かれたら
即座に「はい!」とは言えない。
楽しかった時間とそうでなかった時間と比べたら
楽しかった時間なんて一握りだからだ。
ほとんどの時間が惰性で過ぎ、
わずかな割合の起伏の部分に
幸せと不幸せが集約されている。
楽しかった時間も
せめてこうであったら、もっと幸せになったのに。
と後悔せずにいられない。
自分が結婚相手に求めるものに
相手がはまらなかっただけで、
普段の生活の惰性の部分の
幸せのバロメーターも上がっただろうのに。とさえ思う。
これから結婚を考える人には
普段の人間性を見る為にも、相手の口癖には気を付けてほしい。
あらゆる場面で人間性は出るものです。
- 人の社会的地位を普段の会話にする。
肩書を比べる人は何かと「妻のお前は俺より下」の態度を示す。
家族よりも仕事ができる男と付き合いを優先する。
普段から家事は女の仕事と無意識に思っているので、
「言ってくれば手伝うのに~」程度にしかなく、先まで考えていない。
自分の役割は「仕事」の時代遅れ。
逆らえば、気に食わないちゃぶ台バーンの男。
- 結婚した友人が変わることを嫌う。
家庭を持ち、奥さんや子供と過ごす生活にシフトチェンジした知り合いを
「最近、飲みの付き合い悪いなあいつ。成り下がってしまったな」と
批判する。
「俺はああはなりたくない」と発言するようなら、
家庭的な家事の手伝いなどは望むのは無理。
- 財布は別会計。
お互いに働いているのだから別会計にできるはずなんだけど、
子供が生まれたら互いにいくらずつ出し合うか、共用財布の確認を
することは必須。
生まれる前には検診費用、出産費用、入院費なども考えられます。
通常の自身の医療費なら自己負担ですが、妊娠期間は夫婦の子供の医療費です。
また、生まれてからは子供の保険、生活費、学費、成人するまで育てるには
想像以上にお金がかかります。
自身もすぐには働きに出られないので、就職まで費用の工面が大変です。
前職に復帰できれば良いですが、再就職はどうしても自由度のある仕事になり
収入が減ってしまいます。
相手が快くフォローしてくれたら問題ありませんが。
- 趣味に没頭する。
趣味が悪いことではないけれど、上記のように子供が生まれたら
育てる義務が発生します。子育てが母親の仕事となると、
「かまってくれないから」とますます趣味に没頭する夫もいます。
元手のかからない趣味ならともかく、コレクターだと費用が心配。
- ブランド好き。
着るもの、身に着ける装飾品にお金をかける人は要注意。
生活環境が変わっても 自分のブランド品にこだわる男性も多い。
ただし、自分の物だけになりがち。妻子には「買えばいいのに」程度。
- 外飲みが好き。
家で飲むのは安くできるでしょうが、外飲みが好きな人は出費もかさみます。
ましてや異性のいるお店が好きだと要らぬ心配の種も確実に増えます。
夫婦一緒に飲みに行くのなら話は別ですが。
- 嫌な話は聞かない。
家族として暮らすわけですから当然、諍いも起こります。
不安や悩み、相手への不満、話し合いは出来ていますか?
いい話は鵜呑みにしても、自身の嫌な話に耳を傾けますか?
とかく男性は結果の見えない話が聞きたくないもの。
「だったらどうしたらいい?どうしたい?」と逆に矛先を向ける人は要注意です。
話し合いなんて永遠に平行線です。
どうでしょう?
ざっと挙げただけでもこんな具合です。
私の場合、上記に全て当てはまる相手なので、
これまでも何かと振り回されてきました。
ましてや、子供が生まれたら縁切りもままなりません。
慎重に結婚相手は選ぶべきだと
あの頃の自分に忠告したいものです。