雨のち晴れ

X-Dayへのカウントダウン。いつどうなるか。

むかし

それをブルーと人は言う⑤

これまでの話はこちらで。 boccifam.hatenablog.com 彼の浮気相手が 「夜の仕事と育児で疲れ切って可哀想だから 助けてやりたいから別れてくれ」 お前は逞しいから 「ひとりでも子育て平気っぽいから別れてくれ」 とまで言われた。 向こうは 3~4歳の幼児…

それをブルーと人は言う①

そんなこんなで 結婚するつもりではなかった返事を プロポーズのOKの返事かと勘違いした彼は あっという間に結婚計画を実行した。 若かった自分に これから起こる苦労を想定できるわけもなく。 今になっては本当に 「やーめた!」と言えたらよかったが、 周…

新婚旅行 番外  旅行業者の手配ミス 1

旅行会社の手配ミスで、 行きはビジネスクラス。 帰りはエコノミー。 交通費に費用はかけたくなくて 元々行きも帰りもエコノミーではあったのだけど、 どうせ間違えるなら帰りのほうにしてほしかった。 行きの隣はビジネスマン。 スーツを着た物腰静かな白人…

新婚旅行 番外 飲食店について

海外のカフェや飲食店がよかったこと もう20年も前のことになるので 今はどうなのかはわかりませんが、 日本の飲食店との違いをさらっと。 接客係の男性も女性も 観光客に慣れているためか、 何処に行ってもゆっくり話してくれました。 お店によってはショー…

新婚旅行 7 ディズニーランド カリフォルニア

初のユニバーサル スタジオ ハリウッドに続き、 本場のディズニーランドカリフォルニアにも行きました。 やはりアメリカ。 ここでも広さが違う…! 当時は インディジョーンズアドベンチャーが完成して間もなく。 かなりの人気アトラクションでした。 未体験…

新婚旅行 6 ユニバーサル スタジオ ハリウッド

USJが開園したのが2001年3月末。 その前にこの旅行で人生初の ユニバーサル スタジオ ハリウッド(USH)を体験しました。 感想は「めちゃくちゃに広い!」に尽きます。 USJが敷地面積 54ha (パーク面積39ha) USHが敷地面積 172ha (パーク面積不明) ですの…

新婚旅行 5

隣の新婚夫婦の気遣いのおかげで やっと私の様子に気付いた彼。 ほんと自分のことばかり。 ハイテンションだと周りのことは一切見えないらしい。 やっとかけた一声が 「いけるん?」 国立公園の中で声を荒げて、 「言うことはそれだけか!」と 文句のひとつ…

新婚旅行 4

ラスベガスの空港に降り立ち、 セスナでの遊覧飛行。 グランドキャニオンを空から眺めるツアーは 国内外人気があるようで 海外からの家族連れや、観光客、 日本からの観光客も多い。 偶然にも昨夜のラスベガスのショーで隣だった 同じく新婚旅行中のご夫婦と…

新婚旅行 3

そうなのだ。 そういうひとなのだ。 初めての海外。 しかも新婚旅行なのだから 楽しく過ごしたいのは私も同じ。 なのに 早朝の寝ぼけた頭で カジノで負けた話を楽しそうに話すのを 聞きたいわけではない。 「はあーつかれた。時間までちょっと寝るわ」 また…

新婚旅行 2

誰でも知っているが、 ラスベガスはカジノの町だ。 空港はもちろん、 いたる所にスロットマシンがある。 ホテルの中には どこまでも広がるカジノの空間。 見上げる天井には本物と見まごう青空が広がる。 こうして 時間の感覚は麻痺してゆくのだろう。 わたし…

新婚旅行 1

結婚式と2次会を終え、 その日は式を終えたホテルに宿泊し、 翌朝から新婚旅行に向かう予定だった。 行き先はラスベガス。 空から見える景色は 砂漠の中に町がある不思議な光景だった。 時差の関係で体内時計は深夜。 現地ガイドさんは、 どんなに眠くても…

20年前 4

婚約披露パーティー。 彼が会場を決めて友人たちを招待した。 会場には互いの友人が集まり、 楽しい時間を過ごしていた。 お開きの時間が迫るころ、 会場の外で会った友人が手招きした。 「ねえ、彼のお義妹さんだっけ。あの二人、大丈夫?」 何のことかと話…

20年前 3

仲人を頼んだその数日後、 「お世話になっている人に紹介したいから」 ある一人の女性に会った。 一人暮らしの女性の部屋で 部屋に似合わない大きなベッド。 枕元の写真立てには 見覚えのある顔と目の前の女性。 「そう。Aちゃんの所に行ったんだ」 純粋すぎ…

20年前 2

同居の話が消えて 住まいから探さなければいけなくなった。 暮らす場所を探す。 人生初めての不動産めぐり。 やっとマンションを見つけた。 空っぽの住まいに住むということは 花嫁道具のみならず 日常の生活雑貨まで必要になった。 調理器具、 タオルや日用…

20年前 1

それは勘違いからだった。 「オレでいいのか?」 出会って間もない頃。 何度目かの食事のあとに言われた言葉。 「はい。おねがいします」 付き合っているつもりはなかった。 お付き合いを始める合図だと思って答えた。 そこから怒涛の毎日が始まった。 あっ…